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長期の休みに稼げるバイト!部活や行事で忙しくても短期で働ける仕事とは

「普段は部活をしていて、バイトをする時間がない!」

「夏休みや冬休み、春休みは時間があるから、この間にしっかり稼ぎたい!」

 

そんなあなたにオススメのバイトは「短期バイト」です。

冬休み、春休み、夏休みと年に3回ある高校の長期休暇を利用して、普段は部活や勉強で忙しくても、この期間に募集される短期のアルバイトをする高校生も多くいます。

もちろん休み明けの文化祭や学祭の準備、クラブの発表会の練習をしながらでも大丈夫!

短期バイトは単純作業が中心ですが、季節によってさまざまな職種があることが特徴です。

今回は長期の休みに稼げる短期のバイトを紹介していきます。




 

短期バイトとは

1日から数ヶ月と期間の短いアルバイトのことです。
一般的には、「短期バイト」や「単発バイト」と呼ばれることが多いです。
最近では「スポットバイト」と呼ばれることもあります。

高校生には、冬休み、春休み、夏休みという学校が長期休みになる期間が年に3回あります。
休業期間は地域によって異なることもありますが、冬休みは概ね12月下旬~1月上旬、春休みは3月下旬~4月上旬、夏休みは7月中旬~8月下旬というのが一般的です。

 

また短期バイトは、「その期間だけ人が欲しい」という雇う側の希望もあるため、時給は高めに設定されています。
それに加えて、この長期の休みにはいろいろなイベントがある時期でもあるため、必然的に忙しく、バイトの時給も普段と比べてさらに高めに設定されていることがほとんどです。

 

そのため普段は勉強や部活で忙しく、バイトをする時間が無く過ごしていても、これらの長期休業を利用してバイトをしようと考える高校生は多くいます。
このような限られた期間の仕事となる場合、長期休業を利用して働くアルバイト含めて「短期バイト」という扱いになります。

 

短期バイトの探し方

「短期バイト」「単発バイト」「スポットバイト」この全てにおいて、主に求人サイトが最も探しやすいです。

どの求人サイトにも「短期バイト」のタグが貼られているので、そこをクリックするとたくさんの求人情報が出てきます。

その中から自分の働きたい地域を選択して、希望の仕事を絞っていきましょう。

 

また、バイト登録のサイトに自分の情報を登録して探す方法もあります。
自分の希望条件を先に提示して仕事を紹介してもらうので、こちらはより自分の希望に合ったバイトをすることが出来ます。

 

高校生でも働ける短期バイトの条件

短期バイトは、研修などで仕事を覚えてもらう期間が取れないことが非常に多いです。
そのため、どうしても短期バイトの特徴として「技術が必要ない仕事」がメインとなります。

特に高校生の場合、仕事の経験もない人が大半のため、選べる短期バイトの種類が限定されてしまうことがあります。

しかし選べる仕事の種類は少なくても、しっかり稼げることには変わりありませんので、安心してください。

また長期休業の時期によって高校生が必要とされる仕事も異なります。
それぞれの期間で募集される短期バイトの種類も変わるため、毎回自分のやりたい仕事を選びましょう。

 

春休みは引っ越しのバイトがおすすめ

短期バイトはその時期に関連する仕事が一気に増えます。

春休み期間中に増える高校生OKの短期バイトといえば、最も多いのが引越しスタッフです。
大学への進学や就職、転勤などで引っ越しをする人が増えるため、引越し業者の需要が3月から4月にかけて一気に増加します。
そのため人員の不足を補うための短期バイトが求められます。

引越しのバイトは体力を使うため非常に大変ですが、1日で10,000円以上稼げることも多く、短期でガッツリ稼ぐには最適の短期バイトといえるでしょう。

引越し=力仕事というイメージから男性のみの募集と考えてしまうかもしれません。
しかし最近では清掃や片付け、荷物の梱包を担当する、きめ細やかな対応が出来る女性スタッフの募集を積極的にしている企業が増えてきています。

 

また、毎年3月下旬から4月上旬は桜の季節です。
そのため、お花見や春祭りなどのイベントも数多く開催されています。
そのイベントに必要となる警備や清掃、運営スタッフの多くは、短期バイトとして募集されています。

他にも春休みに増える短期バイトには、「携帯電話の販売スタッフ」もあります。
これは高校や大学の入学や、企業への入社に伴ってスマホを新調する人も多くなるため、携帯ショップが短期バイトの採用を増やすためです。
最近では学割の影響もあり、特に3月から4月にかけての募集が増えています。

 

夏休みは短期バイトが豊富!

夏休みは高校生活の中では最も長い休みになります。
この期間を集中的に利用すれば、ガッツリと稼ぐチャンスがあります。

夏休みは家族や友達との旅行などで観光地が賑わいます。
それに伴い、テーマパークのスタッフや観光地の販売スタッフなどの短期バイトの求人が増加します。
夏ならではの野外フェスなどのイベントのスタッフも、短期バイトで構成されています。

「どうせなら夏らしさを感じて働きたい」という人には、海水浴場にある海の家でのバイトがおすすめです。軽食やジュース類の販売、浮き輪の貸し出しなどの仕事があります。

北海道や沖縄、軽井沢などのリゾート地での住み込みバイトも夏休みならではのバイトです。
しかし未成年である高校生を住み込みで雇うことはリスクがあるため、短期のバイトは数多くありますが、条件を「高校生不可」としている場合が大半を占めています。
中には高校生でも住み込み可としている場所もあるので、どうしても働いてみたい人は探してみたり、直接交渉してみましょう。

 

「夏に外で働くのは暑い!」
「バイトの後にも遊びたいから、体力は使いたくない!」
「日焼けしたくない!」

そんなあなたにオススメなのは、お中元に関連する短期バイト。
お中元は地域によって送る時期に差がありますが、7月初めから8月15日までと期間が決まっています。
百貨店やデパートでは商品の案内や受付、配送の手配をする仕事内容になります。

「接客も苦手」という場合は、工場内での検品や梱包、シール貼りなどの軽作業スタッフという短期バイトもあります。
軽作業のバイトは他の短期バイトよりも時給が安めに設定されていることが多いですが、それでも普段バイトするよりは高めの給料がもらえます。

 

冬休みは接客・イベント関係のバイトが急増

冬休みにあたる年末年始は、さまざまな商売が活気付く季節になります。
そのため、高校生でも可能な販売スタッフの短期バイトが数多く募集されます。

クリスマス前はケーキ屋やレストラン、ピザの販売・配達といった短期バイトが非常に多くなります。
たまにサンタクロースの格好をして店の前に立ったり、バイクで配達しているのも短期バイトのスタッフであることがよくあります。

またオモチャやゲームを取り扱っているお店も、クリスマス前からお正月明けまで短期バイトを募集している場合もあります。

 

忘年会や新年会がよく開催される大きい居酒屋などの飲食店、大みそか直前のそば屋も忙しくなるので、この期間だけ働いてくれる短期バイトは重宝されます。

他にも女性限定にはなりますが、神社で巫女の短期バイトの募集もかけられています。
主に初詣で賑わう間の仕事になりますが、おみくじやお守りを授けるのが仕事となります。
たまに、そのまま十日戎の手伝いを頼まれたり、「来年もぜひお願いしたい」と声をかけてもらえることも。

 

12月になると、年賀状の時期になります。
年賀状の枚数が少なくなったと言っても、郵便局はまだまだ人手不足。
年賀状の仕分けや配達は誰にでも出来る仕事のため、高校生の短期バイトが大量に採用されています。
そのため、郵便局の短期バイトに行くと中学時代の同級生もいたということもよくある話。

主に女性が郵便局内での年賀状の仕分け作業、男性は自転車、原付の免許があればバイクでの配達を任されることが多いです。
人口の多い都市では、男性でも仕分け作業に徹することが多いようです。

 

他にも年末年始は物流が増加する季節でもあります。
百貨店やデパートではお歳暮の受付や売り場の案内、宅配会社での短期バイトの募集が急増します。
仕事内容はお中元と同じ内容となりますが、時期は12月初め~12月20日頃までとなります。




短期バイトの疑問点

高校生の短期バイトには、一般的なアルバイトとは異なる点がいくつかあります。
以下の4つのポイントに注意して応募するようにしましょう。

1. 働いたその日にバイト代がもらえるの?

「その日に稼いだバイト代で遊ぼう」と考えたとき、真っ先に思いつくのが日払いのバイト。
「短期バイトはその日に給料がもらえる」と思われがちですが、実際はそうでもありません。

短期バイトは「日払い(日給制)」と書かれていますが、働いた当日に現金でバイト代をもらえる仕事とは限りません。
あくまで「日払い(日給制)」とは「日給換算でバイト代を計算する」ことを示しているだけであり、当日に支払うという意味ではないからです。

「日払い(日給制)」と書かれている求人は、週や月単位でまとめて支払われる可能性が大いにありますので、働いた当日に受け取りたいときは「即日現金払い」と明記して募集している日払いバイトを選ぶようにしましょう。

また、日払いのバイト代を受け取る際は「領収書」を書くことが決まりとなっています。
その際は「印鑑」を求められますので、必ずハンコを忘れないようにしましょう。
もし印鑑を忘れてしまった場合、後日領収書を自己負担で郵送しないといけない場合もあるので注意しましょう。

2.短期バイトは女性よりも男性の方が採用されやすいの?

短期バイトと言えば、肉体労働が中心で男性の方が採用されやすいと思うかもしれません。
確かに短期バイトは肉体労働や屋外の仕事が多いため男性が有利と感じますが、実際は女性が必要とされている仕事内容もたくさんあります。

例えば同じ引っ越し作業でも、男性は荷物の運搬を得意としますが、女性は荷物が割れないように丁寧に包装することを得意とします。
また同じように掃除をするにしても、女性の方が細かなところにまで気が付きます。
お客さんの中には、男性よりも女性の方が安心して任せられるということもあるくらいです。

中には女性しかできない正月の巫女の短期バイトや、携帯ショップの販売支援のキャンペーンガールのバイトもあります。

「男性だから」「女性だから」という理由で採用・不採用されることが少なくなりつつある時代なので、安心して自分のやりたい仕事に応募してみましょう。

3.研修が無い場合が多いけど、仕事はすぐ覚えられるの?

いくら長期間学校が休みとはいえ、長くても夏休みの40日程度の期間限定のバイトのため、研修や教育期間を設ける仕事先はほとんどありません。
そのため、高校生が出来る短期バイトは基本的に「誰でもその日から1人で出来る単純作業」になります。

単純作業なので「仕事をした!」という達成感は味わえないかもしれませんが、すぐに覚えられる仕事内容なので初めてのバイトでも安心して取り組むことが出来ます。
また誰でも出来るからこそ、雇う側の条件もあまりないので、比較的採用されやすいのも魅力です。

4.短期バイトの期間が終わっても、また働けるの?

短期バイトは契約をする時点で、働く期間はいつからいつまでと決められています。
そのため、どれだけ「まだここで働きたい!」と思っても、決まった期間が終われば働き続けることは出来ません。

しかし期間が終わっても、次の短期バイトが決まっていなければ「まだ働けないかな?」と声がかかることもありますし、状況によっては「これからも通常のアルバイトとして続けませんか?」と声がかかることも。

今回は継続出来なくても、来年にまた募集があった際に応募したら、経験者として優遇されて採用されることもあります。

ただし、これらはどれも一生懸命に働いているあなたの姿を評価しての出来事となります。
「短期バイトだから」「楽な仕事だから」と手を抜かず、真剣に仕事に取り組む姿勢を見せましょう。

 

 

 

短期のバイトは長期の休みに入ってから探し始めても、その時点ではすでに採用が終わっています。
「短期バイトがしたい」と思ったら、すぐに求人サイトで探しはじめましょう。

有名なところや人気のあるところは募集が出るとすぐにいっぱいになってしまうので、先手必勝です。
最低でも働きたい時期の2ヶ月前からはチェックするようにして、希望の仕事に応募出来るように準備しておきます。

企業に問い合わせて、いつから募集を開始するのか情報収集するのもひとつの方法ですよ。