アルバイト・バイト

アルバイトが受かりやすい時期は何月?業種によって採用されやすい月は違う

高校生や大学生になると、半数以上の人が学費や自分のおこづかいのためにアルバイトをするようになります。

初めてアルバイトに応募する人は、採用されるのか不安を感じる人もいるでしょう。

なかなか採用されなくて、悩んでいる人もいるかもしれません。

ところで、アルバイトには受かりやすい時期があるって知っていましたか?

アルバイトに応募する月がちょっと違うだけで、受かることもよくある話です。

今回はアルバイトの業種によって採用されやすいタイミングと一緒に、受かりやすい時期を紹介していきます。




アルバイトが受かりやすい時期は2回ある

長期アルバイトをしたい人にとって受かりやすい時期は、「ベテランのアルバイトが大量に辞める1ヶ月から2ヶ月前」です。

なんで1ヶ月前から2ヶ月前が受かりやすいの?

ベテランのアルバイトの学生が抜けて、すぐに新人が採用されたとしても、新人はベテランのように仕事をこなせません。

むしろ、職場にとっては仕事も教えないといけないし、ミスをカバーしないといけないなどの負担になることの方が多いです。

新人さんにとっても、周りに負担になるような環境で働くのはつらいですよね。

それを防ぐためにも、ベテランのアルバイトの人がいる間に新人アルバイトを採用し、仕事を教えてもらいたいというのが会社の考えです。

つまり「ベテランのアルバイトが辞めるまでの1ヶ月から2ヶ月間」というのは、新人アルバイトが仕事を引き継いで覚える時間のことを指します

じゃあ、ベテランのアルバイトさんが辞めるタイミングっていつなの?

ベテランのアルバイトの人が辞める理由は、主に2つです。

  1. 大学受験などの勉強のため
  2. 進学や就職のため

2つの理由から考えると、おのずと辞めるタイミングが見えてきます。

大きく分けると、

  1. 高校3年の期末テスト前や夏期講習前(6月から7月)
  2. 進学や就職の準備(2月から3月)

つまり、「4月から6月にかけて」と「1月から2月にかけて」の求人に応募するのが、1番アルバイトで受かりやすい時期といえます。




アルバイトの業種別!採用されやすい月とは

「4月から6月」と「1月から2月」はアルバイトが受かりやすい時期ですが、実は業種によっては少し違いが出てくることがあります。

その要因は「正社員が雇用されるから」です。

新卒や第二新卒と呼ばれる社会人が、4月になると全員が一斉に働き出します。

全員が過去に同じ業種でアルバイトなどで経験したことがあれば研修もやりやすいですが、社会人とアルバイトでは仕事内容が異なることがほとんどです。

そのため業種によっては「4月5月の採用は見送りたい」と考えるところも

じゃあ、一体いつ応募するのがいいんだろう?

人気のあるアルバイト業種別に、採用されやすい月を紹介していきます。

1.ファストフード店

マクドナルドやモスバーガーなどのファストフード店の狙い目は、3回あります。

  • 4月から6月
  • 8月から9月
  • 1月から3月

ファストフード店の正社員は、入社後に一括で本社で研修期間が設けられています。

そのため実際に店舗で働くまでには時間があるので、むしろ4月は手薄なのでアルバイトを確保したいというのが本音です。

また1週間単位でシフトが立てられるので、進学や引っ越し直前まで働くアルバイトの人がたくさんいます。

「夏休みが明けるまでは、息抜きがてらアルバイトに入る」という受験生もいるので、夏休み明けも採用されやすいタイミングといえます。

2.スーパー・ドラッグストア

スーパーの採用されやすい時期は、以下の2つです。

  • 2月から4月
  • 6月から7月
  • 10月から12月

スーパーやドラッグストアは正社員やアルバイトの影響よりも、地元で暮らしている主婦の影響が受けやすいです。

パートで働いている主婦の方は、子供の年齢や環境で働き方が大きく変わります。

子供が小学生になるから、中学生になるから勤務時間を変更したい。

子供と一緒にいてあげたいから、パートを辞めたい。

そのため進級・進学のある春休みを中心に、夏休み・冬休み前に退職してしまうため、補充として新たにパートやアルバイトを一斉に雇います




3.外食チェーン店などの飲食店

牛丼屋やピザ屋、ファミレス店などの飲食店は、以下の2つが受かりやすい月です。

  • 4月から6月
  • 10月から11月

ベテランのアルバイトが辞めるタイミングも重なりますが、外食産業には忙しくなる時期があります。

主に長期休暇と年末年始にあたりますが、その時期までに新人アルバイトを戦力にできるように育てておかなければなりません。

そのため、外食などの飲食店や宅配の需要があるお店は春先と秋に人を確保するので、アルバイトを希望する人にとっては受かりやすいといえます。

4.コンビニエンスストア

コンビニエンスストアが受かりやすい時期は、以下の2つです。

  • 4月から6月
  • 12月から1月

コンビニエンスストアの働き手は、主にパートとアルバイトです。

そのため辞める時期が重なりやすいこともあり、一気に人を補充する形となります。

早い段階で人手を確保したいというお店側の思惑もあり、一般的に言われている採用されやすい時期よりも、やや早めに求人を出すことが多くなっています

また24時間お店が開いているので、特に夜勤ができる大学生は採用される可能性がとても高く、重宝されているのが現状です。

5.ゲームセンターやカラオケ店

ゲームセンターやカラオケ店の受かりやすい時期は、以下の3つです。

  • 2月から3月
  • 6月から7月
  • 10月から11月

ゲームセンターやカラオケ店も、正社員よりもアルバイトの人たちで労働力をまかなっているところが多いです。

また長期休暇になると高校生や大学生を中心に、多くの人が訪れる場所なのでそれまでに人を育てておかないといけません。

そのため、ベテランのアルバイトがまだ働いている間に仕事を教えると同時に、繁忙期を乗り越えるためにも早めに新人アルバイトを採用しています

アルバイトは受かりやすい時期を狙って応募しよう!

アルバイトは受かりやすい時期があるので、「絶対にこの業種で働きたい!」という希望があれば狙って応募してみましょう。

また今回紹介した時期は、実はまだ周りの人たちが働きたくない時期でもあったりします

特にパート希望の主婦の方は「長期休暇が終わってから探そう」と考えているので、その分先に応募してきたアルバイト希望者を確保するお店もあるほどです。

そういった意味でも、実はアルバイト探しには穴場の時期といえますよ。