普段から音楽が大好きな人にとって、夏と言えば「夏フェスの季節」!
大好きなバンドの生演奏を聴いて、同じ音楽が好きな人たちだけで盛り上がれる。
フードエリアでは開催地のおいしい食べ物が食べられるし、昼からアルコールを飲んで仲間と話ができる。
夏フェスのスタッフとも音楽の話ができて、思い出に残る時間を共有できるって本当に素敵な体験ですよね。
今回はそんな音楽が大好きで、「夏フェスでアルバイトしたい」という人向け。
夏フェスのアルバイトはどんな仕事をするの?
求人募集はいつ、どこでやっているの?
気になる夏フェスのアルバイトについて紹介します。
Contents
夏フェスのアルバイトをした感想・評判

夏フェスのアルバイトは「楽しい」という感想がある一方で、「キツイ・しんどい」という意見もあります。
夏フェスのアルバイトをして良かった・楽しい
夏フェスのアルバイトをして辛い・きつい
夏フェスの代表的な開催地

夏フェスと言えば野外フェスの季節!
春夏秋冬問わずに音楽フェスは開催されていますが、やはり夏が旬で1番盛り上がります。
普通のライブやコンサートと違って大規模に行われるので、採用されるアルバイトもかなりの大人数になります。
地域によって様々なフェスがあるので、代表的なものをチェックしてあなたが働ける会場を探しましょう!
【関東】ROCK IN JAPAN FESTIVAL
略称「ロッキン」と呼ばれています。
毎年、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で開催されている、邦楽ロックがメインの夏フェスです。
人気アイドルが出演することもあり、幅広いファン層に愛されているフェスの1つです。
規模はかなり大きいですが、チケットは毎年完売するほど。
お客さんの人数が多い=イベントスタッフの採用人数が多いので、大学生の夏休み中の短期アルバイトとしても人気が高いです。
【関東】SUMMER SONIC
「サマソニ」と呼ばれる、毎年テレビでも大々的に話題になる夏フェスです。
様々なイベントが開催されている、幕張メッセとQVCマリンフィールドが会場に使われています。
室内でのイベントなので、天候に左右されないで楽しめるフェスとして人気があります。
東京都心からもアクセスが良いので、都市型フェスとも言われています。
交通の便が良いので、「泊まり込みはやりたくない」と考えている人におすすめなフェスです。
【北陸】FUJI ROCK FESTIVAL
「フジロック」の略称で親しまれている夏フェスで、日本のロックフェスの先駆けとしても有名です。
毎年新潟県の苗場で開催されている、日本国内で最大級の夏フェスです。
国内のバンドだけではなく、海外の有名アーティストの生演奏を聞けるのも魅力的。
また自然豊かな場所なので、宿泊可能なキャンプエリアが設けられているのも特長ですね。
【関西】RUSH BALL
略称「ラシュボ」と呼ばれる、毎年8月の終わりごろに兵庫県で開催されている夏フェスです。
邦楽ロックがメインのフェスとなっており、出演するバンドはそれほど多くはありませんが、ラインナップが魅力的だと音楽ファンから人気があります。
限定チケットはTシャツやポロシャツ、ステッカーなどが詰め込まれたボックス仕様となっており、遊びごころに溢れています。
関西の中心地からの交通アクセスがよく、アルバイトの交通手段にも優しいフェスです。
【四国】MONSTER baSH
「モンバス」は2000年に、四国初の野外フェスとして始まりました。
2つのステージを隣り合わせて交互に演奏させる「対バンスタイル」を活用しており、夏フェスでは非常に珍しい特長を持っています。
出演者をすべて見ることができるので、ファンにとっては魅力的なフェスだと言えます。
地元の学生がアルバイトで雇われているのはもちろんですが、全国各地から旅行感覚で訪れる人も多く、いろんな地域の友達ができるとスタッフの間でも評判となっています。
夏フェスのアルバイトの仕事内容

夏フェスでのアルバイトの仕事内容は、以下のようなものがあります。
- チケットチェック
- 手荷物チェック
- 物販・グッズ販売
- 経路の誘導・道順案内
- 清掃
チケットチェックの仕事
お客さんがチケットを持っているか、チケットブースで確認していく仕事です。
日付を勘違いして来るお客さんも少なからずいるので、1人1人確実にチェックすることが求められます。
お客さんの人数が多いので、
- 正確性
- スピーディーさ
が大事な仕事ですね。
チケットが合っていることを確認したら、参加者である証でもあるリストバンドを付けて、お客さんをイベント会場へ送り出します。
仕事はテント内で行うことが多いです。
手荷物チェックの仕事
フェスで持ち込みが禁止されているものを持っていないか、危険物を所有していないかチェックするブースです。
チケットチェック同様に、
- 正確性
- スピーディーさ
が求められる仕事です。
最近はテロなどがあるため厳重にチェックする必要がありますが、素早さも大事。
あらかじめ鞄を開けておいてもらえるように、お客さんにアナウンスすると混雑を避けられてスムーズにいきます。
テント内で仕事をする場合が多いです。
物販・グッズ販売の仕事
アーティストやフェスオリジナルグッズなど、品物を販売するブースでの仕事です。
限定品もあるため、お客さんが殺到することがあります。
会計レジがないことが多く、電卓を使用して会計する場合が多いです。
素早く商品の値段を計算して、代金の受け取り、おつりと商品の受け渡しをするため、
- 正確性
- スピーディーさ
- 計算能力
が必要です。
テント内での仕事がメインとなります。
経路の誘導・道順案内の仕事
夏フェスは会場が広いので、ステージまでの経路誘導や案内は重要な仕事のひとつです。
スタッフだけではなく、お客さんとのコミュニケーションをしっかりととって対応することが大事です。
混雑時は無線を使ってスタッフ間で連絡を取るため、状況に合わせて移動することもあります。
子供連れのお客さんもいるので、迷子の対応をすることも。
炎天下でのアルバイトになるので、熱中症に注意しましょう。
清掃の仕事
ステージ周辺や経路を巡回して、清掃する作業です。
夏フェスではマナーやエコを重視したイベント会場が多く、お客さんの意識も高い傾向にあります。
しかし、ゴミをゼロにすることは不可能なので、会場内をきれいに保つためにゴミ箱やポイ捨てのチェックは欠かせません。
会場エリア内に出てのアルバイトになるので、お客さんから道順やトイレの場所などを尋ねられることも多いです。
会場内ブースの場所や駐車場などの位置を、しっかり確認しておきましょう。
夏フェスのアルバイトの求人の探し方

夏フェスアルバイトの求人募集の探し方を紹介していきます。
夏フェスのアルバイト募集はどこでやる?
夏フェススタッフのアルバイトは、基本的に公式サイトでは募集されません。
イベント会社など企画・運営会社が中心となるので、求人サイトでアルバイトを募集することがほとんどです。
求人の時期が限られているうえ非常に人気なアルバイトなので、すぐに応募が締め切られてしまうことも。
夏フェスのアルバイトは人気案件のため、非公開求人となっていることがほとんどです。
そのため派遣バイトで会員登録しないと応募すらできないので、注意してくださいね。
「夏フェスでアルバイトしてみたい!」という方は、求人募集をみつけたらすぐに応募することをおすすめします。
またボランティアであれば、公式サイトで募集されています。
旅行気分で住み込みアルバイトをしたい
夏フェスといえば、寮などで住み込みのアルバイトをするというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。
ちょっとした旅行気分で夏フェスとアルバイトを楽しめるのも、このアルバイトならではだと言えます。
「挑戦したいけど、初めてだから不安」
「サポート体制が整っている環境で働きたい」
という方におすすめな求人サイトはこちら。
夏フェスだけではなくリゾートアルバイトの求人が多く取り扱われています。
- 全国に支店がある
- 直接相談しながら希望のアルバイトを見つけられる
というのが安心ですよ。
近くに支店がない場合は、オンラインでサポートを受けられる体制となっています。
コーディネーターのアドバイスを受けながら希望のアルバイトを探せるので、不安を解消させられると人気の求人サイトです。
- 宿泊費用がかからない
- 食費・光熱費が基本的に無料
というのも嬉しいですよね♪
早く夏フェスアルバイトを探したい!
夏フェスのアルバイト経験者や、特に不安もなく早く探したい方向けの求人サイトはこちら。
夏のイベントを中心に、リゾート地などでのアルバイトを扱っている専門サイトです。
短期アルバイトでは人気No.1のサイトで、求人案件も豊富。
様々な求人サイトから情報収集しているので、夏フェスの開催期間ずっと働けるところや、1日だけは働けるところと希望の求人条件が見つかります。
比較検討がしやすいので、より時給・日給が良い条件で稼げる夏フェスを簡単に探すことができますよ。
『はたらくどっとこむ』『アルファリゾート』のどちらも夏フェスのアルバイトは非常に人気のある募集案件なので、どちらも非公開となっていることがほとんどです。
非公開案件を見るためには会員登録が必要ですが、登録するのは無料で簡単にできるので、「絶対に夏フェスでアルバイトしたい!」という方は絶対に登録しましょう。
早い者勝ちなので、登録したらすぐに仲介となる担当者さんと話をしてくださいね。
夏フェスアルバイトの応募から採用までの流れ

夏フェスアルバイトは、通常のアルバイトと違った方法となります。
夏フェスのアルバイトは面接がない
夏フェスは基本的に1週間から1ヶ月程度の短期派遣アルバイトになります。
そのため、面接が行われずに採用されることがほとんどです。
面接がない代わりに、「登録会」に参加します。
登録会とは、あなたの働きたい条件や志望理由、交通手段などを確認する場です。
万が一、希望のフェスアルバイトがいっぱいになってしまった場合は、他の仕事を紹介してくれることもあります。
まずはあなたの働きたい夏フェスが見つかったら、求人サイトから応募しましょう。
登録会の持ち物
登録会での持ち物は
- 筆記用具
- スケジュール手帳
- メモ帳
上記3つは持っていくようにしましょう。
履歴書は不要としている登録会がほとんどなので、準備する必要はありません。
代わりに登録会でエントリーシートと呼ばれる登録用紙を記入して提出します。
記入内容は主に
- あなたの住所・連絡先
- 希望の仕事内容
- 働ける期間・時間
- 会場までの時間や経路
- 過去のアルバイトや仕事内容
となっています。
登録会や説明会に参加するときの服装
登録会は面接ではありませんが、だらしのない服装や奇抜すぎるファッションは厳禁です。
最低限のマナーを守った服装を心がけましょう。
- カジュアルなシャツ
- 無地のパンツ・スカート
- スニーカーや革靴
サンダルやミュールなどは悪い印象しか与えないので、絶対にやめましょう。
夏フェスのアルバイトで必要なもの
夏フェスのアルバイトでは、帽子やTシャツ、タオルなどスタッフ専用の服が支給されます。
ボトムスの支給はありません。
イベント会場によってズボンや靴の色の指定がある場合があるので、指示通りに準備しましょう。
夏フェスのアルバイトへ行くときに必要なものは
- ボトムス
- タオル
- 日焼け止め
- クールダウンアイテム
- 腕時計
- 筆記用具
- ポーチ
上記のものは、最低限用意しておきましょう。
炎天下の屋外での作業となるので、テント内のブースであっても汗でビショビショになってしまいます。
必ず着替えは用意して持っていきましょう。
タオルは支給されていればハンドタオルを、支給されない場合はフェイスタオルを数枚持っていきましょうね。
また、日焼け止めは必須アイテムです。
男女関係なくしっかり日焼け止めを塗っておかないと、皮膚が赤く腫れあがります。
「SPF30~50+/PA+++」のものを選んで使用しましょう。
夏フェスのアルバイトは野外活動となるため、腕時計や筆記用具はポーチに入れて持ち運びます。
腰に付けるタイプのポシェットがおすすめです。

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クールダウンアイテムは、持続性のある商品を選びましょう。
クールコアタオルは水に濡らすだけで、すぐにひんやりと涼しくなれるベストアイテム。
目立たないし、日常生活でも大活躍すること間違いなしです。

あとは熱中症対策として、塩アメも持っておくと良いですよ。
夏フェスのアルバイトは高校生も応募可能?
夏フェスのアルバイトは、高校生の募集はほとんどありません。
高校生は22時までしか働けないという時間制限があるため、応募できたとしても仕事内容は限定されています。
ほかにも、応募できるのは保護者や学校からの許可が必要だったり、自宅からの通勤圏内などいくつかの条件が必要となっている場合が多いです。
フリーターや大学生の募集が中心となっているので、卒業するまでは観客の立場でイベントを楽しみましょう。
もしくは夏フェスのイベントでは応募できなくても、出店する飲食ブースで求人募集しているお店もあるのでチェックしておきましょう。
夏フェスアルバイトのまとめ

「コンサートスタッフのアルバイトをしてみたいけど、やったことがないから不安」という人にも、短期間で働ける夏フェスのアルバイトは人気です。
夏フェスで仕事した経験を買われて、コンサートスタッフに採用される場合もあるので、活きた経験にもなりますね。
炎天下の中での屋外の仕事は、かなり暑いしお客さんが多くて大変なことも多いですが、「音楽好きばかりが集まる」フェスは普段のアルバイトと違って魅力的で楽しい仕事です。
好きなことに熱中して働ける。
共通の趣味を持つ仲間と出会える。
学生時代の素敵な思い出作りとして、イベントスタッフとして参加してみましょう!