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【マクドナルド(マクド・マック)】アルバイトの仕事はキツイ?口コミや体験談を紹介

マクドナルドは高校生や大学生の初めてのアルバイトにおすすめだと聞くけど、仕事内容はキツイとの話もよくありますよね。

今回はマクドナルドのアルバイトの仕事内容や、実際に働いたことがある人の評判や感想をまとめて紹介します。

マクドナルドで働くことのメリットやデメリットについてもまとめていますので、「マクドナルドの仕事が気になる」というは参考に読んでみてくださいね。




マクドナルド(マクド・マック)のアルバイトはキツイの?

マクドナルドのアルバイトは、はっきり言って大変です。
仕事の幅が広く、レジの操作や調理、清掃や接客業務・・・多くの業務をひと通り覚える必要があるため「キツイ」と感じる人が多くいます。

レジの操作もマクドナルドは専用のモニターレジなので、バーコードを通すだけではありません。
商品の場所や操作方法をしっかりと覚えることが、レジ操作をする前に必要なことなので、まずはマクドナルドの商品名を覚えるところから始めないといけません。

レジ操作に慣れてくると、次はドリンクの準備。
ドリンクはボタンを押すだけでジュース類は用意ができるので比較的簡単な作業ですが、マックフルーリーやソフトツイストなどもドリンクの仕事になります。
最初は難しく感じますが、コツをつかめば簡単に作れるようになります。

マクドナルドはファストフード店なので短時間での作業が求められますが、きれいに作ることも大切なことです。
調理は正社員だけではなく、アルバイトやパートの学生さん・主婦の方が作っています。
レギュラーメニューだけではなく、季節限定商品、ポテトやナゲットなどのサイドメニューも作り方とそれぞれの食材、調理工程を覚えて1人で作っていかなくてはいけません。

もちろん最初は作り方を先輩から教わったり、マニュアルを確認しながら機械の操作方法や作り方を1つずつチェックしながら覚えていきます。
しかしすぐには覚えられないので、慣れるまでは勤務時間以外にもマニュアルを読み込んだり、アルバイト中の手順を思い出す必要があります

マクドナルドはドライブスルーの対応があるので、ほかのアルバイトでは経験できない仕事をすることもできます。

また食事を取り扱うお店であるため、食中毒予防をするためにも衛生面にはかなり厳しいです。
そのため爪の長さや髪形、また接客業のため毛髪の色に対しても注意しないといけません。
「マクドナルドだから」というわけではなく飲食店はどこも身だしなみに厳しいですが、世界中に店舗があるマクドナルドはより厳しく、人によっては「制限されてばかりでキツイ」と感じる人もいます。




マクドナルド(マクド・マック)のアルバイトの仕事内容は?

マクドナルドのアルバイトの仕事内容は、大きく分けて2つあります。
1つはレジでお客さんのオーダーを聞く仕事。
もう1つは、後ろのキッチンでバーガーなどを作る仕事です。

ほかにもドライブスルーなどもありますが、ここではメイン業務である2つの仕事内容について紹介します。

レジ業務

マクドナルドのレジ業務は、お客さんからオーダーを聞き取り、会計をするのが主な仕事です。
レジは専用モニターのボタンを押すだけなので、とても簡単。
クーポン券があれば、提示された番号を手入力するだけで勝手に割引してくれます。

会計の合間に、店内で食べる場合はトレーやドリンクに必要なストローやミルクなどを準備しておきます。
会計が終わった後は、背後にあるドリンクメーカーで注文を受けたドリンクを作ります。
キッチンが忙しく、お客さんの列が途切れている場合は、キッチンに入ってポテトやナゲットなどのサイドメニューを用意しておきます。

注文されたバーガーができたら、トレーに乗せて準備完了です。
お客さんに手渡しして、レジの仕事は終わりになります。
持ち帰りの場合は、紙袋に詰め合わせてからお客さんに渡します。

キッチン業務

キッチン業務と聞くと「作るの難しそう」と思うかもしれませんが、マクドナルドはそんなことはありません。
初心者でも簡単に、誰でも同じように作れるように工夫されています。
基本的な材料はセントラルキッチンという、一括で食材を作っているところで作られているので、店内キッチンでは最終的な仕上げをするだけです。

具体的にバーガーを作るのはどんな流れかというと、

  1. レジで受けたオーダーが、キッチンのモニターに表示される
  2. オーダーを確認して、バンズ(パン)を10秒焼く
  3. バンズを包装紙の上に置く
  4. ケチャップ・マスタードなど調味料を乗せる
  5. パティ(肉)やチーズなどを乗せる
  6. 包装紙で包む

どのバーガーも基本的には同じ流れです。
感覚をつかむまでは大変に感じますが、慣れてくるととても楽しいです。

またパティをどのタイミングで温めておくといいかなど、お客さんの混雑具合を予測して準備していくのもゲーム感覚でおもしろいですよ。
予想が当たったときは温かくおいしい状態でお客さんに提供でき、かつ食材の破棄もしなくていいので気持ちいいです。

ポテトは基本的にキッチン担当が作ります。
冷凍されたものがセントラルキッチンから届くので、フライヤーで揚げて解凍して塩をふる作業です。
ポテトやナゲット、アップルパイなどは揚げ時間も決まっているので、タイマーを合わすだけでできるので初心者でも安心。

塩加減も誰が作っても同じになるように、コツがちゃんとあります。
ポテトもまっすぐケースに入るようにポテト専用の器具があり、それを使えばタテに入るから不思議。

お客さんが混雑するお昼時や、夕方から夜にかけては忙しいですが、忙しい中でオーダーをさばいていくのは楽しいですよ。

マクドナルド(マクド・マック)のアルバイトの楽しいことやメリットは?

マクドナルドでアルバイトとして働くにあたり、楽しいことやメリットももちろんあります。

  • 週に1度シフト提出なので、予定が入れやすい
  • マクドナルドでアルバイト経験があると、就職活動が有利になる
  • マクドナルドは人間関係を大切にしているので、働きやすい環境
  • マクドナルドで働いている人は社割で全品30%オフ
  • 出会いが多く、アルバイト内でカップルになりやすい

週に1度シフト提出なので、予定が組みやすい

マクドナルドはどの店舗でも「毎週シフトを組む」ことを徹底しているので、遊びや勉強、部活やサークル活動で忙しい高校生や大学生でも学業と両立してアルバイトをすることが可能です。

「来週にテストがあるから、今週はテスト勉強のためアルバイトには入れない」
「友達と旅行に行くから来週はシフトに入れないけど、前後はしっかり働ける!」

など、好きなタイミングで休みが取りやすく、好きなこと・やりたいことを諦めずにアルバイトをすることができます。

また1日2時間から働けるので、かなり柔軟に対応しています。
なかなか1日2時間からの短時間で働ける職場はないので、スキマ時間も十分に活用できます。

融通が利くからこそ、高校生や大学生に人気のあるアルバイトとも言えます。

マクドナルドでアルバイト経験があると、就職活動が有利になる

噂で聞いたことがある人もいるかもしれませんが、マクドナルドでアルバイト経験があると就職活動が有利になると言われています。

理由として、

  • 幅広い仕事をしているので、どの仕事がどれだけ大変か理解できる
  • スピード重視でありながら、仕事を丁寧にする大切さを知っている
  • チームワークの大切さを体験している

などが挙げられます。

マクドナルドのアルバイトには、「タイトル」と呼ばれる役職がいくつかあります。

クルー 一般のアルバイト。
場合によっては、スイングマネージャー以外のアルバイト従業員全体を指す。
トレーナー 新人クルーの教育係。
トレーナーになったクルーのみ、スター・スイングマネージャーに昇格する資格がある。
スター 接客のスペシャリスト。
店舗のイベント運営を担当。
スイングマネージャー アルバイトの中でも高い役職。
シフトを管理する時間帯責任者。

スイングマネージャークラスになると、アルバイトであってもお店の運営に直接的に関わっているので、就職活動ではかなり有利です。
労働時間や勤務期間に関係なく、本人のやる気さえあれば最短で3ヶ月で誰でもなれます。
テストを受けて合格すれば誰でもなれるので、挑戦することをおすすめします。

時給もアップするし、将来やりたいことにも近付けるので、マクドナルドでアルバイトを考えているのであればぜひ上を目指してみましょう。

マクドナルドは人間関係を大切にしていて働きやすい環境

マクドナルドはアルバイトだけに限らず、社員やパートさんも含めて働くすべての社員の人間関係を大切に考えています。
マクドナルドは定期的に、社員が集まってバーベキューやお花見をしたり、ボーリング大会などを企画して集まって遊びます。

普段話をする機会がない人との交流を楽しむことができるし、悩みや相談事もできる機会となっていて、お店で働く社員全員が一致団結できるようになっています。
意外な人から働きぶりを褒められることもあり、モチベ―ションアップにも。
同じ職場で働く者同士だからこそ、分かち合えるものもたくさんありますよ。

マクドナルドで働いている人は社割で全品30%オフになる

マクドナルドは自分が働いている店舗限定で、全商品を30%オフで購入することができます。
休憩時間中にまかないとして好きなハンバーガーやサイドメニューを安く食べられるので、学生さんには特にお財布にも優しいですね。

ほかにも福利厚生が充実しており、社会保険に加入することも可能です。
マクドナルドの商品だけではなく、旅行やカラオケ、映画などもマクドナルドの社割が適用されるところもあり、かなり福利厚生に力を入れています。

また、新商品はアルバイトも含めて全社員が先行して無料で食べられます。
お客さんにどんな商品なのか説明するためではありますが、一足先に食べられるのも嬉しいですね。

アルバイト内でカップルになりやすい

マクドナルドのアルバイトは、かなりカップル率が高いことでも評判です。
マクドナルドはスタッフ全員で力を合わせて店舗を切り盛りするシステムのため、「仲間意識が強い」ということでも有名で、自然とみんなが仲良くなります。
そのため高校生や大学生の学生さんは、恋愛にも発展しやすいという環境。

さらに先述したイベントや飲み会などがあるので、より親密になりやすいです。
アルバイトを通して、信頼感や頑張る姿を相手も身近で見て知っているだけに、より恋愛感情を抱きやすいといえます。




マクドナルド(マクド・マック)のアルバイトの嫌なことやデメリットは?

マクドナルドで働いていて感じる、嫌なことやデメリットは以下の通りです。

  • お客さんが多く、接客や調理が大変
  • 客層が若いので清掃が大変
  • 服や髪に食べ物のにおいがつきやすい

お客さんが多く、接客や調理が大変

マクドナルドは年間で13億人ものお客さんが来店します。
つまり、他のファーストフード店や飲食店よりも圧倒的にお客さんの人数が多いのです。
独立した店舗だけではなく、フードコートや駅構内にも出店していることもあり、なおさら利用者は多いと言えます。

またマクドナルドファンのお客さんも多く、お昼時の1番忙しい時間であっても行列に並んで待っている人もいるくらいです。
多くのお客さんを接客しないといけない中でも、仕事は丁寧にしないといけないのでかなり大変です。

中には待たされることでクレームを入れてくる人もおり、クレーム対応をしなければならないこともあるので精神的にも疲れます。

利用者の客層が若いので、清掃が大変

マクドナルドは社会人や家族連れのお客さんが多いですが、中高生や大学生の利用者も非常に多いです。
そのため全体的に客層が若いこともあり、食事マナーが悪い人が多く、掃除が大変になります。

通常であればテーブルを拭くだけで済むのに、マナーが悪いためにイスや床も掃除しないといけない手間が増えたり、ゴミの分別がされておらずやり直さないといけないことも。
手も汚れるし大変な作業ですが、次に使うお客さんのためにもキレイに保たないといけないので、大切な仕事です。

服や髪に食べ物のにおいがつきやすい

マクドナルドは飲食店なので、店中に食べ物のにおいが充満しています。
あなたもお店に入ったら、ポテトのにおいにすぐ気付くと思います(笑)
1日2時間であっても働いたら、服や髪の毛にポテトやハンバーガーのにおいが染みついてしまい、なかなか取れません。

マクドナルドは制服を着用して仕事しますが、それでも中の下着にもにおいはバッチリついています。
アルバイトの後に学校や遊びに行けば、相手に「バイト行ってた?」とすぐに気付かれてしまうでしょう。

香水やヘアスプレーでごまかそうと思っても、逆ににおいが混ざっておかしいことになるので、マクドナルドで働くと避けられない悩みです。

マクドナルド(マクド・マック)で働いた体験談・感想

実際にマクドナルドで働いたことのある人の体験談や口コミ・感想です。

週1回シフトを組むって聞いていたのに、人手不足のときは2週間分くらい一気に組まれていたことがあった。急に予定が入っても変わってもらいにくいし、かなり困った。
高校生だと分かっていて舐められたのか、お客さんの態度が悪すぎ!オーダーを聞いた後にちょいちょい変更入れてくるし、後ろは詰まってくるしで腹立つ!それでも笑顔で対応しないといけないのがツライ・・・。
忙しいわりに時給が低い。最低賃金とか勘弁してほしい。タイトル取れば時給は上がるんだろうけど、クルーでも上げてほしいレベル。
遊びも勉強も両立しやすくて、高校3年間ずっと続けられました!そのおかげでタイトルも取れたし、大学に入ってからは他のお店で働き始めたけどタイトルは継続してもらえて良かったです!
同学年のアルバイトが多くて、かなり楽しく仕事できました。仕事内容がきつくても、仲の良い友達や仲間がいたから「頑張ろう」って思えた。
部活でケガをしてしまって、2ヶ月くらいシフトに入れないときがあった。他のバイトだったら辞めさせられただろうけど、マックは待っててくれた!しかも復帰した時は「お帰り!待ってたよ!」と言ってもらえて感激・・・「ここで働いてて良かった」って本当に思った。

マクドナルド(マクド・マック)の履歴書の書き方や面接内容は?

マクドナルドは応募する際に履歴書が不要です。
代わりに、マクドナルド専用の「エントリーシート」を記入します。

エントリーシートはマクドナルドのホームページからダウンロードできますが、基本的にはお店側で用意しています。
しかしお店や応募状況によっては、「事前にエントリーシートを書いて持ってきてほしい」「履歴書も必要」という場合も。
応募したときや面接日の電話確認の際に、持ち物は何が必要か確認しておきましょう。

マクドナルドの面接で聞かれることは、主に以下の5つです。

  1. なぜマクドナルドで働こうと思ったのか
  2. 今、一生懸命に取り組んでいることは何か
  3. この1年くらいの間ご自分が実施されたことで、自慢が出来ることはあるか
  4. グループやチームで協力して何かに取り組んだことがあるか
  5. またそのときのあなたの役割や貢献できたことはあるか

面接では、上記5つの質問に沿って進められていきます。
さらに回答内容によって、より掘り下げて質問していくのがマクドナルドの面接の進め方です。

マクドナルドが求めている人物像は、以下の通りです。

  • お客様に満足いただけるように努力をする人
  • 責任感をもって、自ら行動できる人
  • ルール・規則を守れる人
  • 仲間とのチームワークを大切にする人

あなたのエピソードで、「部活動やサークルをやっていた」「生徒会をやっていた」など多くの人と関わりを持つことがあれば、面接で多くの質問を尋ねられます。

たとえば、

  • 集団行動で苦労したことは
  • そのときに工夫したことや打開策は
  • やりがいを感じたのはどんなときか

など、チームプレーや集団行動については特に聞かれます。
それだけマクドナルドは、チームワークを大切に考えているということです。

アルバイトの面接の服装や姿勢など気を付ける点は、こちらを参考にしてみてください。

マクドナルド(マクド・マック)は高校生や大学生におすすめのアルバイト!

マクドナルドのアルバイトは仕事がキツイ反面、時間の使い方に融通が利くので、高校生や大学生にはかなりおすすめの仕事です。

またマニュアルがしっかりしているので教育制度もバッチリ。
初めてのアルバイトでも安心して働くことができます。

マクドナルドは日本全国にあるので、進学などの都合で引っ越ししても、また同じ働き方ができるのも魅力的。
大学に進学しても、また違うお店で働き始めることも可能です。
その場合は以前のタイトル(役職)を引き継げるので、やりがいもあります。

最初は覚えることが多くて大変に感じるかもしれませんが、長く続けられる仕事ですよ。