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アルバイトで時給を上げる方法は?交渉するコツや時期を詳しく紹介!

いつまで経っても、時給が上がらない。
どうすれば、アルバイトでも時給を上げてもらえるのだろう?

アルバイトで働いている高校生や大学生にとって、時給が上がることは嬉しいことですが、なかなか上がらないのが現実です。
しかし、交渉の仕方でアルバイトでも時給を上げる方法があります

今回は「時給を上げてほしい」と感じたときに実践するべき交渉する方法や、交渉時期について紹介します。




アルバイトでも時給を上げる交渉は正当の権利

いざ時給アップの交渉をしようと思っても、

「店長から印象が悪くなるんじゃないのかな」
「働きづらくなったらどうしよう」
「クビになったりしないかな・・・」

と心配して、ためらってしまう人もいるかもしれません。

まず最初にお伝えしておきたいのは、時給アップを含めて賃上げ交渉は労働者の権利です。
学生アルバイトであっても、労働者の一員であることには変わりません。

時給が低いと感じたら積極的に交渉して、仕事内容や仕事量に対して適正といえる金額に近付けていくことが理想です。
黙っていても最低賃金や契約更新、昇給のタイミングで時給は上がりますが、あくまでも既定路線です。

あなたが他の人に比べて「自分の方が仕事量をこなしているのに」「みんなが嫌がる仕事を率先して頑張っているのに」など思う場合は、店長や責任者などあなたの上司にあたる人に相談しましょう。




時給を上げるときに交渉するコツは?

時給を上げるときに交渉するときのポイントとして、3つあります。

  1. なぜ時給を上げてほしいのか、理由を説明する
  2. 交渉金額は10円刻みにする
  3. 重々しい雰囲気にならないように気を付ける

なぜ時給を上げてほしいのか、理由を説明する

突然「時給を上げてください!」と言われても、上司にしてみれば「突然どうした?何か理由があるのか?」となるのは当然の流れです。
まずは、なぜあなたが時給を上げてほしいのか理由を相手が納得するように説明しなければなりません

  • 今までアルバイトとして、どんな仕事をしてきたのか
  • どんな成果を出しているのか

など、時給を上げてほしい理由を詳細に説明しましょう。

説明の参考例

私はこのお店でアルバイトを始めて3年目で、ベテランとしてアルバイトがこなす店内業務は全部把握しています。最近では新人教育も担当していますし、時間に余裕があるときは社員さんの仕事を手伝うときもあります。
他のアルバイトの人よりも責任感があるし、仕事もこなしていると自負しています。
1度、時給アップを検討して頂きたいのですが、可能でしょうか?

上記のように具体的に仕事内容を伝えることで、「確かにアルバイトとして長く勤めてくれているし、仕事も頑張ってくれている。時給を上げることで評価してあげるべきかもしれない」と考えてくれる可能性が一気に上がります。

交渉金額は10円刻みにする

「たった10円!?」と思うかもしれませんが、時給単位で10円上がるということは、正社員で考えると月給が1600円(10円×8時間×20日)上がることです。
正社員でも基本給を月1600円上げるのは、とても大変なこと。
時給を上げるときの交渉は、10円単位で話を進めていきましょう。

いきなり100円、200円と交渉を始めるよりも現実的ですし、上司もきちんと考えてくれやすくなります。

ちなみにおすすめは、まずは50円アップから交渉をスタートすること
10円刻みで金額を落としていくとお互いに妥協点を探しやすくなりますよ。

重々しい雰囲気にならないように気を付ける

できることなら世間話のついでに時給アップの話を切り出した方が、相手も相談に乗りやすいでしょう。
そのためにも、普段から上司とはコミュニケーションをしっかり取っておくことをおすすめします。

重々しい雰囲気になると「お金が必要なのかな?それならもっと働けるようにシフト調整しようか?」など、違った方向に考えられてしまう恐れも。
「店長すみません、お願いがあるんですけど~」くらい、気軽に話ができる人間関係であると話も進めやすくなります。




アルバイトが時給を上げてもらう交渉に適した時期

 

アルバイトが時給の交渉をするときには、タイミングも必要です。
交渉するのにおすすめの時期は、3つあります。

  1. 仕事の内容が変わるとき
  2. 売り上げが上がっているとき
  3. 契約更新のとき

仕事の内容が変わるとき

会社やお店の配置替えや人事異動、業務が変わるタイミングは、1番時給を上げる交渉に向いています。

「新しい配置先で、仕事内容が今までよりも忙しくなった」
「新人教育を任された」
「グループリーダーに任命された」

上記のように目に見えて変化がある場合は、時給アップの交渉がしやすくなります
積極的に昇給について、話を切り出してみましょう。

売り上げが上がっているとき

お店の売り上げが上がっているときは、時給を上げてほしいと交渉をする余地があります。
売り上げがダウンしているときは、交渉しても門前払いとなるので、注意しましょう。

理想的なタイミングは、数ヶ月連続で売り上げが上がっているときです。
社内の朝礼や連絡ノートで話題に上がる以外にも、店長や社員さんが話題に出していることがあるので、情報収集をしておくことも大切ですよ。

契約更新のとき

お店や会社によっては、アルバイトも定期的に契約更新をしているところがあります。
あなたが働いているアルバイト先に契約更新があれば、時給を上げてもらうのに話をしやすいタイミングです。

面談であなたの仕事の姿勢を評価されたときに、その場で時給アップを直接交渉しましょう。
スムーズに話を切り出せるし、店長や責任者も時給について一考してくれるタイミングなので、比較的要望が通りやすいです。

時給を上げるときの交渉で注意すること

時給を上げてもらうために交渉するときに、注意しないといけないことがあります。
交渉するタイミングを間違えたり、ミスすることでせっかく掴んだチャンスを手放さないといけなくなることもあるので、以下の3点は守りましょう。

  1. アルバイトを始めてすぐは交渉しない
  2. 同僚のアルバイトやパートの人には相談しない
  3. 「おどし」は絶対にしない

アルバイトを始めてすぐは交渉しない

アルバイトとして働き始めて、仕事に慣れていないうちに「時給を上げてほしい」と交渉するのは控えるべきです。
少なくともアルバイトを始めてから半年から1年以上が経って、「お店や会社に十分貢献しているな」と感じるようになってから交渉しましょう。

お店や会社は、まだ仕事に慣れていない頃も、研修期間で安い給料とはいえ、あなたに投資をしているということを忘れてはいけません。

「過去に同じようなアルバイト先で働いていた」という人は、採用面接や雇用手続きのときに「働き方を見て十分に働けていれば、1ヶ月後に面談して給料を上げてください」と事前に期限を決めて話しておく方がベターです。

同僚のアルバイトやパートの人には相談しない

時給で働いているアルバイトやパートの人には、相談するのは避けましょう。
お金に関することは、人間関係を壊す要因になりかねません。

あなただけが時給が上がったと知れば、周りはどう思うでしょうか?
周りの働いている人も、きっと「自分も時給を上げてほしい」と店長や責任者に訴えることでしょう。

交渉した結果、時給を上げてもらえなかったとしても、同様に言うべきではありません。
お金が絡むことは、どれほど仲が良くてもトラブルの原因になりかねないので、「時給を上げてもらえるように交渉した」ということ自体を隠しておきましょう。

「おどし」は絶対にしない

たまにアルバイトの学生さんにいるのが、

時給を上げてくれないなら、バイト辞めますよ

というおどしです。

最近では「バイトテロ起こして、炎上させましょうか?(笑)」と冗談でも笑えないことを言うアルバイトもいます。
(バイトテロに関しては、おどしの範囲を超えて脅迫と捉えられる場合もあるので、発言内容には慎重になってくださいね)

経営者や店長は「辞めます」という言葉に弱いのを利用して、交渉をする人もいます。
たしかにアルバイトの求人募集をかけるのにも広告費用がかかるので、計算したうえで「時給を上げた方が費用は抑えられる」と考えて時給を上げてくれる場合があります。

しかし、「ちょうど新しくアルバイトの募集を出すところだったから、嫌なら辞めて良いよ」と返されてしまう恐れも。
時給を上げてもらうつもりが、逆に仕事を失いかねません。

リスクがある交渉方法になるので、絶対におどしはしてはいけません。

時給に関して、明確な基準や目標を設けている会社も

会社によっては、「キャリアパス制度」と呼ばれる制度を導入しています。

キャリアパス制度とは
あらかじめ決められた目標を達成することで、昇進を約束する制度。
企業が理想とする人物を明確にすることで、「どうすれば昇進できるのか」などの漠然とした不安を解消するのに役立っています。

特に大手チェーン店などは、「キャリアパス制度」を活用して、仕事ができる人を積極的に評価して昇給につなげています。
アルバイト先に制度がある場合は、まずは制度に乗っ取って昇進・昇給を目指すのが、確実に時給を上げる近道です。

アルバイトでも時給を上げるのは可能!まずは目の前の仕事を本気で取り組もう

時給を上げるコツを抑えれば、アルバイトでも時給アップは可能です。
しかし時給を上げてもらうためにも、まずは「あなたが職場に貢献している」ことが大前提です。

  • 長く勤めている
  • 誰よりも仕事を頑張っている
  • 責任感があり、嫌がられる仕事も率先してこなしている
  • 効率よく仕事を回している

など、あなたの仕事に対する姿勢を、店長や経営者・責任者に見て知ってもらいましょう。
その上で、あなた自身の強みを直接プレゼンテーションすることで、時給を上げてもらいやすくなりますよ。

なぜなら上の立場の人間としては、誠実に働くあなたのモチベーションが下がることを避けたいからです。
何よりも、時給を上げることで真面目に働いてくれる人が、より頑張って働いてくれることの方が嬉しいからです。

まずはあなたの頑張りを見せて、正当な評価をしてもらいましょう。