早番・早出の出勤、お疲れ様です。
朝早くからの仕事をしているあなたは、本当にすごい人です。
ですが早番・早出に入ってばかりだと、すごく辛いし、しんどいと感じることもありますよね。
今回は調理師でも日勤だけで働ける職場と、その探し方を紹介します。
日勤だけの職場に転職して、プライベートの時間も充実させましょう!
Contents
早番で働かなくても良い調理師の職場はある
調理師の職場は多岐に渡るため、早番・早出で働かなくても良い職場はあります。
調理師や料理人と言えば、朝から晩までずっと食事を作るイメージの職場が多いですが、実は日勤だけの仕事も多いです。
早番・早出だと朝5時には出勤しておかないといけない職場もありますが、日勤であれば朝8時で十分間に合います。
しかも残業が少なく、定時で上がれる。
人間関係も良好。
日勤で働ける職場には、メリットがたくさんあります。
調理師が日勤だけで働ける職場とは
調理師が日勤だけで働ける職場は、以下の3つがあります。
- 学校給食・保育園給食
- デイサービスのみの介護施設
- 社員食堂
それぞれの職場の仕事内容と合わせて、詳細を紹介していきます。
学校給食・学生食堂
保育園や幼稚園から小・中学校の給食、高校生や大学生の学生食堂で働く調理師は、日勤のみで働くことが可能です。
保育園は朝と昼におやつがありますが、ほかは基本的に昼食のみの提供となります。
そのため、勤務時間は日勤時間帯のみとなっているところがほとんどです。
早くても朝7時から仕事開始となるため、病院や介護施設などの早番・早出よりも朝の時間を家でゆっくり過ごすことができます。
また遅くても17時には厨房を閉めてしまうことが多いので、残業時間も限られています。
<保育園でのタイムスケジュール例>
7:00 出勤・朝のおやつの準備・昼食の準備
9:00 朝のおやつの提供・昼食の調理開始
10:00 朝のおやつの食器洗浄・昼食の盛り付け
11:00 昼食の提供・翌日の仕込み
12:30 昼食の食器洗浄・昼のおやつの準備
13:30 休憩
14:30 昼のおやつの提供・翌日の仕込み
15:30 昼のおやつの食器洗浄
16:30 片付け
17:00 業務終了
<学生食堂のタイムスケジュール例>
8:00 出勤・昼食の調理開始
11:00 学生食堂開店・合間に洗浄や翌日の仕込み
15:00 学生食堂閉店・休憩・翌日の仕込み
17:00 業務終了
タイムスケジュールだけを見ると保育園の方が忙しく感じますが、毎日メニューや配膳時間が決まっているので動きやすいです。
一方で学生食堂は、毎日学生さんの利用者数が変動するしメニューも決まっていないので、慌ただしく、空いている時間を見つけて仕込みや洗浄をこなしていきます。
しかも職場によっては土日祝日が休みなので、プライベートの時間も確保しやすいです。
デイサービスのみの介護施設
ショートステイサービスや入居者のいない、デイサービスのみを運営している介護施設も日勤だけの勤務体制となっています。
<デイサービスのタイムスケジュール例>
8:00 出勤・お茶や昼食の準備
9:00 お茶の提供
11:30 昼食の提供・休憩
13:00 昼食の食器洗浄・おやつの準備・翌日の仕込み
14:30 おやつの提供
15:30 おやつの食器洗浄
17:00 業務終了
デイサービスの利用者だけの食事だけではなく、働いている職員の食事も用意することになります。
しかし食事メニューは同じなので、調理工程自体は問題ありません。
またデイサービスの利用者は入所者の方よりも元気な人が多く、刻み食やトロミ食といった特別な食事を用意する人も少ないので負担も少ないです。
調理場だけではなく、他のスタッフと勤務時間も同じなのでより「全員で利用者さんのサポートをしている」とやりがいを実感できます。
年末年始やGWなどの祝日、日曜日が休みである職場が多いのがデイサービスの特長なので、休日も充実して過ごすことができます。
社員食堂
一般企業の食堂に入っている調理場は、働いている企業の社員さんだけに食事提供をするので、日勤帯のみでの労働時間となっている職場が多いです。
<社員食堂のタイムスケジュール例>
8:30 出勤・昼食の準備
11:00 食堂開店・並行して調理・食器洗浄
14:00 食堂閉店・片付け・休憩
15:00 翌日の仕込み
17:30 業務終了
委託給食会社が社員食堂を切り盛りしているところが大部分を占めます。
「給食会社」と聞くとブラック会社のイメージがありますが、一般企業で働く人は勤務時間がしっかりと守られており、給食会社の中でもホワイトです。
社員食堂はバイキング形式を取っている職場が多いため、調理は大変ですが、忙しい時間帯が決まっているため時間配分は取りやすいです。
また一般企業の社員さんはマナーをしっかり守ってくれるので、片付けなども非常にやりやすく、調理師にとっても働きやすい環境の職場のひとつと言えます。
基本的に会社の休みに合わせて食堂も休みになりますが、給食会社によっては「他の事業所にヘルプに入ってほしい」と言われることも。
しかし任意なので、強制的にヘルプに行かされることは無いので、安心してくださいね。
調理師が日勤だけで働けるメリット
調理師でも日勤だけで働けると、多くのメリットがあります。
中でもメリットがあるのが、以下の3つです。
- 勤務時間を気にしなくて良い
- 従業員同士が仲良く働ける
- 体調管理がしやすい
理由について、詳細を紹介していきます。
勤務時間を気にしなくて良い
早番・早出だけではなく、遅番・遅出があるときも勤務終了後に予定があったり、休みの日に予定があると時間が気になりますよね。
だけど日勤勤務だと、予定があってもシフトを気にすることはありません。
毎日同じ勤務時間だからこそ、家族や友人と過ごすプライベートの時間も思い切り満喫することができるのです。
従業員同士が仲良く働ける
早番や遅番といったシフトがあると、固定時間で勤務している人の中には顔を合わすことがないので仕事を手を抜いてしまうことがあり、人間関係がギクシャクしてしまう職場もあります。
しかし基本的に日勤しかない職場の場合、従業員全員が顔を合わせるので人間関係のトラブルも少なく、気持ちよく働ける環境となるところが非常に多いです。
「この日は早番が良い」「用事があるので遅番にしてほしい」といった要望もないので、シフトの取り合いがないのも管理者としては嬉しいですね。
また日勤のみの職場は、土日祝日や年末年始が休みである職場が多いので、従業員同士で休みの取り合いになることも基本無く、みんなが気持ちよく働けます。
体調管理がしやすい
早番や遅番がある職場の調理師に多い問題として、体調を崩しやすいことが挙げられます。
しかし日勤のみの勤務だと、毎日の生活リズムを崩すことが無く働けるので、体を壊すこともなく長い間働くことが可能です。
以上の3つのように、調理師が日勤で働ける環境の職場はメリットが多く、
- 自分の時間を確保できる
- 予定を入れやすい
- 職場内の人間関係に悩まされることがない
- 体調管理がしやすい
という理由で非常に人気の高い職場となっています。
調理師が日勤で働くデメリット
では、調理師が日勤だけで働くデメリットとは何があるのでしょうか。
周りにいる日勤の調理師に話を聞いたところ、強いてデメリットとして挙げるのであれば、
- 満員電車や交通渋滞で、通勤が大変
- 週末休みの職場は5勤になる
ということです。
日勤勤務だと通勤・通学ラッシュと出勤時間が重なるため、満員電車や渋滞は確かに苦痛です。
しかし5日連続勤務に関しては身体が慣れてくると問題ないことが多く、「むしろ連休が嬉しい」という声も。
日勤だけの勤務になっても、特に大きなデメリットと感じることはないと言えますね。
調理師の日勤勤務のみの職場の探し方
調理師の日勤勤務のみの職場は、転職サイトや転職エージェントを利用することですぐに見つけることができます。
- 無料で転職活動を全面的にバックアップしてもらえる
- 非公開の求人情報を見せてもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- 企業にあなたの推薦をしてもらえる
特に「企業に推薦してもらえる」のは、競争倍率の高い調理師の日勤の職場には心強いサービスです。
また非公開求人を見せてもらえることで、よりあなたが働きやすい勤務地や希望条件の職場を見つけられる可能性が高まります。
もちろん個人で検索して求人を見つけることも可能ですが、日勤勤務の調理師の仕事は大人気。
確実に再就職を成功させるためにも、転職サイトや転職エージェントを活用するのが1番良いと言えます。
転職サイト・転職エージェントによって、求人登録されている仕事は異なっています。
最低でも2つは会員登録して、非公開求人を見せてもらうことが効率よく転職を成功させる秘訣だと言えます。
今回は確実に調理師が日勤で働ける職場が見つかる転職サイト・転職エージェントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
リクルートエージェント
※画像は公式HPよりお借りしています
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転職は新卒採用とは違い、早い者勝ちです。
内定を勝ち取るためには行動力がものをいうので、速やかに動きましょう!
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※画像は公式HPよりお借りしています
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DODAの特長は以下の3つ。
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という理由で非公開とされており、日勤だけの調理師の仕事も当てはまります。
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転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
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調理師に関する求人情報に特化しているので、転職サービスは非常に手厚いです。
SV(スーパーバイザー)やエリアマネージャーといった職種もあるので、キャリアアップにも向いています。
また転職支援サービスを利用して転職すると、クックビズからお祝い金として3万円もらえるという特典付き。
今だけの特典なので、ぜひクックビズを活用しましょう。
調理師でも日勤だけで働ける職場は探せる!
調理師が日勤勤務できる職場へ転職するためのポイントです。
- 給食やデイサービスの施設、社員食堂は日勤で働ける
- 日勤で働く調理師の求人は人気・倍率が高い
- 転職サイトを利用することで、日勤勤務の職場への転職を成功させられる
調理師は朝から夜遅くまで、人のために食事を調理するとても大切な仕事です。
ですが調理師だからと言って、「早番・遅番を必ずしなければならない」というわけではありません。
あなたの理想とする働き方をするためにも、日勤での職場に転職しましょう!