「調理師って料理のプロだからモテるよね」
「結婚もすぐにできそう!」
調理師は男女ともにとてもモテる職業のひとつです。
しかし、意外にも結婚するのは難しい場合が多いというのを知っていますか?
実は調理師には結婚を考えたときに、乗り越えないといけない障害がいくつかあります。
今回は、調理師が結婚を考えたときに解決しておくべきことを紹介します。
必ず解決できる内容なので、結婚を考えているあなたはすぐにでも実践してくださいね。
Contents
男女ともに調理師はモテる
調理師は、男女ともにモテる職業のひとつです。
理由として、
- 料理が上手
- 手に職を持っているから、安定している
という2つが挙げられます。
いまや男性も、家庭で家事・育児を担う時代です。
そのため、男性が料理上手の女性に好意的なのは昔からですが、現代においては女性にとっても「料理ができる男性」というのは好印象。
「おいしい料理が家で食べられる」ことは、交際や結婚を考えるにおいても重要な要素のひとつだと言えます。
また調理師やシェフ、パティシエは「手に職」を持っているので、将来は安泰です。
資格を持っていることで、パートナーに何かあったとしても支えることができるのはもちろんですが、今の職場を退職せざるを得ない状態になったとしても、すぐに再就職先を見つけることも可能です。
そのため男女問わず、調理師はモテる職業として非常に人気があります。
調理師は結婚することができるのか
実は調理師やシェフ、パティシエなど料理に携わる仕事の人は、未婚率が高く、結婚することが難しいと言われています。
男女ともに、「料理ができる」という理由でモテているのに、なぜ結婚は難しいのでしょうか。
理由として、3つあります。
- 勤務体系が特殊
- 労働時間が長い
- 年収が低い
勤務体系が特殊
調理師をはじめ、シェフやパティシエなど飲食業界を中心に活躍をするサービス業の人たちは、勤務時間が特殊です。
一般企業であれば、平日の日中だけの仕事となりますが、調理師・シェフのような飲食・外食産業となると、早番や遅番もこなさないといけません。
しかも土日や祝日、年末年始やGWも出勤になることが多く、休みが不定休です。
結婚して将来子どもが生まれたとなると、学校が休みの日に家族全員で過ごせる日は数日です。
さらに長期休暇も取りにくいので、家族旅行も難しいといえます。
そのため、「仕事のスケジュール的に家庭との両立が困難」との理由で結婚向きではないと考える人もいます。
労働時間が長い
飲食業界や外食産業を中心に活躍する調理師ですが、労働時間が長いことも結婚を考えたときのデメリットととらえられます。
早番や遅番などのシフトで労働時間が区切られることが多い職場ですが、今は飲食業界や外食産業は慢性的な人手不足です。
そのため、正社員である場合は人手不足をカバーするために、残業をせざるをえない状況に置かれている職場が多くあります。
朝早くから夜遅くまで働くことで、家庭的とは言えず、子どもや家族の時間は取りにくい状況になることから、結婚相手として敬遠されることがあります。
年収が低い
調理師やシェフ、パティシエは専門職かつ重労働でありながらも、収入面では平均年収が一般企業よりも低い傾向にあります。
年代 | 平均年収 |
20歳~24歳 | 263万円 |
25歳~29歳 | 299万円 |
30歳~34歳 | 335万円 |
35歳~39歳 | 361万円 |
40歳~44歳 | 369万円 |
45歳~49歳 | 381万円 |
50歳~54歳 | 369万円 |
55歳~59歳 | 356万円 |
結婚適齢期といわれる20代後半・30代の年収はもちろんですが、全世代で400万円に届かない人が大半です。
逆に20代・30代で年収400万円以上もある人は、残業時間が長く、仕事に拘束されている人が多い傾向にあります。
男性調理師の場合は、特にパートナーが正社員あるいはパートなどで働いてくれないと、結婚して子どもができたときに、教育費に困ることが多いでしょう。
そのため、女性の中では「調理師は給料が安いし、後々苦労しそうだから結婚はちょっと・・・」と考える人もいるのが現実です。
調理師が結婚する前にしておくこと・注意すること
調理師が結婚するための乗り越えないといけない障害や注意することは、以下の4つです。
- 日勤勤務の仕事に就く
- 残業時間の少ない職場で働く
- 年収を上げる
- パートナーの食事に口を出さない
日勤勤務の仕事に就く
調理師やシェフ、パティシエの仕事は、全体的に見ると土日・祝日や昼から出勤という職場が多いです。
そうなると帰宅時間は深夜になり、結婚するとパートナーや子どもとすれ違うの生活になる可能性が非常に高くなります。
パートナーの理解があっても、子どもが大きくなると「なんで遊んでくれないの?」「うちの親は仕事ばかり」なんて思われてしまうことも。
家族仲良く生活をするためにも、できるだけ結婚する前に、日勤勤務のできる職場への転職をおすすめします。
残業時間の少ない職場で働く
あなたが今働いている職場が、慢性的に残業を強いられる環境であれば、今すぐに転職しましょう。
もしくは、ほかにも店舗があって異動が可能なのであれば、配置転換を希望するべきです。
残業時間が長くなると給料は良くなりますが、その分家族との時間はどんどん無くなってしまいます。
せっかくの休日も「疲れた」「明日も長時間労働だから、家ではゆっくりしたい」なんて思っていると、パートナーや子どもから白い目で見られるかもしれません。
残業はあなたの時間を切り売りしているのと同じことなので、定時で帰れる職場を探しましょう。
年収を上げる
調理師の年代別平均年収は、上記で記したとおりです。
あなたの今の年収は、調理師の平均年収を上回っていますか?
将来的にも、上がる見込みはありますか?
今の年収に、残業代はどれくらい含まれていますか?
もし、今のあなたの年収が平均を下回っていたり、今後も上がる見通しが無ければ、転職を検討しましょう。
また、年収を確認するときは残業代を差し引いて計算しておくと、「本来のあなたの給料」を正しく把握することができます。
年収を上げるのを目的とした転職をする場合、注意する点として
- 基本給はいくらなのか
- 将来的にどれくらい給料が上がるのか
を事前に確認しておくことが大切です。
パートナーの食事に口を出さない
意外と盲点なのが、「パートナーが作った食事に口を出さないこと」です。
あなたは料理のプロです。
あなたから見て、パートナーの食事は物足りなさを感じたり、「こうしたらもっと効率的にできるのに」など気になる部分があるかもしれません。
しかし、絶対に口に出してはいけません。
パートナーは、大切なあなたや家族のために食事を作っているのです。
料理のプロからダメ出しをもらうために、調理をしているわけではありません。
うっかり口に出すと、ケンカの原因に。
作ってくれたことに感謝して、「おいしい」ということが大事です。
たまに「仕事で料理ばかりしてるから、家では作りたくない」という人もいますが、パートナーのためにも毎日出なくても良いので、気が向いたときだけでも作ってあげて下さいね。
それが夫婦円満の秘訣です。
調理師が結婚相手としての魅力とは
調理師が結婚相手として魅力的なのは、やはり「手に職を持っていること」です。
給料自体は安くても安定していますし、将来的に独立してお店を持つことも可能です。
調理師が働ける職場はたくさんあるので、長く勤めることができるのもメリットと言えます。
また、有名レストランやホテル・料亭で働いていれば、待遇もしっかりしているので結婚しやすい環境です。
現在では有名レストランやホテル・料亭ほどの好待遇ではなくても、社員が働きやすい制度を取り入れている企業が多くなっています。
人によっては、「平日が仕事休み」ということにメリットを感じる人も。
週末はどこへ行っても混んでいるので、逆に空いている平日で旅行に行って満喫するということも可能です。
調理師が結婚するために必要なこと
調理師やシェフ・パティシエが結婚するために、必要なことは以下の3つです。
- 日勤時間の仕事をする
- 残業が少ない職場で働く
- 年収を上げる
今、あなたが働いている職場ですべて解決するのであれば、上司と相談して異動や配置転換をお願いしましょう。
しかし現状として、すぐに解決するのは難しい職場が大半だと思います。
あなたが20代・30代であれば、将来のキャリアアップを目指したうえで転職することが、結婚に対してもより前向きに考えられる機会になるでしょう。
また、結婚してからの転職は男女ともにリスクが高く、なかなか内定にたどりつかない可能性も。
パートナーや相手の家族を安心させるためにも、独身である今のうちに転職することを強くおすすめします。
実際、私の周りの調理師は転職して休日の確保や年収アップしたことで、良い出会いや結婚医踏みきれたという人が多いです。
いまの職場よりも働きやすく、かつ給料の良い会社に勤めることで、より結婚に対してもお互い前向きに考えることができますよ。